この記事でわかること
- ヘルニアとは
- ヘルニアのつらさ
- ヘルニアが治った方法
結論
結論からいうと、姿勢をよくすることで、腰回りの筋肉をつけると治りました。
ヘルニアにはならない方がいい(当たり前!)
まず、普通のことが出来なくなります。
痛さ故に、歩く・座るが困難になり、どこに行くのもつらくなるという状態でした。ベッドから動けず、もう普通に旅行にも行けないのかと悲観したこともありました。
なぜヘルニアは痛い?
椎間板は、骨と骨の間のクッション的な役割(饅頭の餡子とも言っていた)を担っていて、
悪い姿勢や過度の疲労により、餡子が外に漏れだすことにより、餡子が神経を圧迫して、痛みやしびれを感じると、説明を受けました。
また、出て行った餡子は復活することはない!と言われたので、絶望していました。私は、トカゲの尻尾のように椎間板がなぜ復活しないのか怒りを覚えました。
2年程ヘルニアとともに過ごした( ゚Д゚)
時間が経ち、傷みは慢性的になりましたが、それでも痛み止めを飲まなければ動けないという日々が続きました。
それから2年後、ある病院で理学療法士の指導を受ける機会がありました。それまでは、電気治療で通院してましたので、この時初めて指導を受けたのです。
原因は姿勢の悪さだった?
理学療法士は、私が普段どんな風に立っているかを確認しました。
そして、立ち方が悪いですねと言いました。
私は、図の右側のように、おなかを前に出した、阿保そうな立ち方をしていたのです。右の場合、重心から上半身が離れているため、より腰への負担が大きくなります。
生まれてこの方、ずっと同じ立ち方をしていたことが、椎間板にダメージを与えていたのでは、というのが私の推察です。
診察の医者はこのような観点で見ていなかったため、これは新たな発見でした。
姿勢の矯正というリハビリを行った
骨盤の向きと背骨のS字を意識
私は、理想の立ち方を教えてもらいました。
- 壁に足をつけて立つ
- おしりも壁につける
- 上半身だけを「少し」前にカクっとまっすぐ曲げる
- 腰の角度を維持したまま胸を張り、肩甲骨を壁につける
適切にできていれば、骨盤の上に上半身がどっしりと乗っかっている感覚を覚えるでしょう。
この時点で、背骨は首からお尻にかけて「S字カーブ」を描いた形になっていると思います。これを維持することが、理想の姿勢と教わりました。立っているときも座っているときも継続するのです。
定常的なインナーマッスルの強化
以上に加えて、腹筋への継続的に負荷をかけるようにアドバイスをもらいました。具体的には、息を吐き切った時に下腹部に力が入ると思いますが、この力の10%程度を常にかけ続けるのが良いと説明を受けました。これは所謂「全集中の呼吸」というものでしょうか。
最初は継続が大変でしたが、しばらくすると長く続けられるようになり、それが普通の状態になりました。
最終的に痛みはなくなりハードな運動も可能に
以上のことを継続すると、腰回りのインナーマッスルと外側の筋肉が付き、安定感が増したためか、完全に痛みが消失しました。
筋肉が椎間板の代わり役になることで、神経への圧迫が改善したのではないかと思います。
この経験からすると、コルセットに頼り切りはあまり良くないというのが、私の持論です。コルセットで治らない場合は、内なる筋肉で天然のコルセットを形成していきましょう。
休息も重要
お金がかかるからシャワーで済ませる、という短絡的な選択では、大きな代償を払う可能性があります。湯船に浸かることは、多くのメリットがあるので、可能であれば毎日湯船に入り、疲れを癒しましょう。
- 充分な睡眠
- 湯船にゆっくり浸かること
まとめ
- ヘルニアの痛みが完全に無くなった
- 正しい姿勢で腰回りの筋肉をつけることで治った
- 湯船につかり、睡眠をよくとるのも忘れずに