この記事でわかること
- 体内で塩は必須であること
- 食塩過剰摂取を避ける方法
- おすすめの塩
なくてはならない塩分
減塩!減塩!とよく言われていますが、塩分は体内において必須の存在です。
私たちが一般的に摂取している塩分は食塩です。食塩は、塩化ナトリウム(NaCl)という、ナトリウム(Na+)と塩素(Cl-)から構成される物質です。体内に吸収され分解されたこれらの物質は、ありとあらゆる機能に用いられています(※1)。
・体内の水分量の調節 ・血液量の調節 ・栄養素の輸送・吸収 ・pHの調整 ・神経伝達物質の成分 ・消化液の成分
減塩をしすぎた偏りのある食生活を続けた場合、以上の機能に支障をきたすことになるため、過度の減塩生活というのは、体にとって良くない状態であるといえます。
逆に食塩を取りすぎると、血中のナトリウム濃度が増加するので、それを解消するために血中の水分量が増え、流量が増加する分血管がパンパンになり、血圧が高くなるといった症状が現れます。
適量な塩をとるにはどうする?
食塩を過剰摂取しがちな現代人
現代人の食生活は、食塩(NaCl)を過剰摂取しているというのが現状です。
天然塩で食塩過剰摂取を防ぐ
食塩を過剰摂取を避ける方法としておすすめするのは、天然塩を摂取することです。
天然塩は、食塩以外にMgやCa等のミネラルが多く含まれているため、食塩含有量が低く、食塩の過剰摂取を軽減することができます。また、これらの成分が、塩辛さ以外の甘味やまろやかさを生みます。つまり、天然塩は、食塩の過剰摂取を防ぐだけでなく、微量元素も補うことが出来るという一石二鳥の代物といえます。
精製塩と天然塩
市販の塩は「精製塩」と「天然塩」の2種に分類できます。食べ比べをしてみると、明らかに味が違うことがわかります。
精製塩の特徴
- 食塩の含有率が高い
- 工業的に大量生産
- 安い
- 塩辛い
天然塩の特徴
- 食塩の含有率が精製塩より低く、その他ミネラル成分が豊富
- 手間と時間がかかる
- 高い
- 塩辛さの中に甘味やまろやかさがある
値段が高いけど、健康的で美味しい天然塩
日本は海に囲まれているため、天然塩の中でも海水から作られる「海塩」がメインです。
海塩は、海水の水分を太陽の火力だけで飛ばす「天日塩」と、途中まで天日干しをして途中から釜で加熱して水分を飛ばす「釜焚き塩」があります。
天日干しは水分が完全に飛ぶまで、寒い時期は数か月単位かかるらしいです。高熱をかけない分、ミネラルの損失が抑えられるため、結果としてミネラル豊富な塩になります。
工業的に大量生産できない分、値段が張りますが、それに見合った味であり、ミネラル豊富であるので、ぜひ一度食べてみてほしいです。
おすすめの天然塩
私が実際に試し買いした天然塩を紹介します。
粟國の塩 天日
完全天日干しで作られた塩です。
見た目は食塩とは全く異なり、全体の形状が不均一であることが大きな特徴です。口に入れると口全体に味が広がり「頭を塩の塊で殴られたような感覚」を思わせるほど、食塩との違いを感じました。
おにぎりにこの塩を単体でかけるだけでも、何個も食べれます。
海の精
普通の食塩と違い、結晶の形状がまばらで粉っぽい印象を受けました。
単体で舐めても結構食べれる程に美味しい!(本当に)
おやつ感覚で舐められます(食べすぎ注意(‘ω’)!)
にっぽんの海塩
こちらも口に含むと、明らかにまろやかさを感じる美味しさでした。焼き塩って食べやすいと思う一品でした。海の精に似たような見た目と味でおいしかったです。
まとめ
- 精製塩より天然塩を接種しよう
- 天然塩は、減塩できるし、ミネラルも補える一石二鳥の塩
- そして、美味しい!
天然塩で健康促進!健康第一!
目指しましょう エイエイオー( ‘ᴗ’ )و