Jackery1500proで電気製品をどれくらい使えるか検証してみた

この記事でわかること

  • ポータブル電源でできること
  • Jackeryポータブル充電器1500proで、各家電をどれ程使用できるのか

ポータブル電源とは

持ち運びができる充電器のことです。

移動先でスマートフォンを充電できるポータブルバッテリ―を持っている人は多いと思いますが、あれの巨大版と考えてもらってよいです。

唯、使用可能な電気製品の対象範囲が広いので、便利なのです。

ポータブル充電器の主な使い道

使い道は様々です。

  • キャンプ・アウトドア
  • 外出先でのPC充電
  • 家で家電に使用
  • 非常時の蓄電池

今回は家にある家電に対して検証した結果を紹介します。

Jackery ポータブル電源 1500 Pro

Jackery ポータブル電源 1500 Proとは

これは、ポータブル電源界隈で最も信頼のおける「Jackery社」が販売している製品の名称です。

数値は容量を表しており、240~2000までのラインナップがあります。

数値が大きいほど、広範囲家電(レンジ等)に対して使用でき、より充電が長持ちと考えてもらえばよいです。

仕様

容量が1512Whと記載があります。

これは例えば、消費電力10Wの電気製品があるとすると、151.2(1512÷10の計算結果)時間使えるということです。

スマートフォンの充電は約10Wなので、約150時間分は充電できることになります。

サイズ感

そんなに大きくない電子レンジと同じくらい。

だが、まあまあ重い(21kg)

ポータブル電源につないで電気製品を使ってみた

ここからは、電気製品の消費電力と、ポータブル充電がフル充電から充電0になるまでの、使用可能時間を紹介していきます。

ざっくりとした計算なので、凡そこれくらいだという認識で参照ください。

スマートフォンの充電

OUTPUTの下に12Wと記載があります。この数字が消費電力になります。

その下の99.9Hの記載が、残り使用できる時間数になりますが、カンストしています。

1512Wh÷12=126

となるので、ポータブル充電器がフル充電されていた場合、スマートフォンは126時間分の充電ができることになります。

大体100回は充電できるということなので、非常時にはかなり重宝できそうです。

フル充電からの使用可能時間:126時間

ドライヤー

強風Hot

弱風Cool

強風/温風→1200W、1.2時間使用可能

弱風/冷風→80W、16.9時間使用可能

温度によってかなり消費電力が変わります。電力抑えたければ冷たい風で長めに乾かしましょう。温風だとあっという間に充電がなくなります。

残り使用できる時間は、計算値より低い値が表示されていますが、消費電力の変動のブレによるものでしょうか?

フル充電からの使用可能時間:設定により、1~17時間使用可能

電気ケトル

消費電力:1367W

毎回800mlを2分程度で沸かしているので、30ターンが目安です。

フル充電からの使用可能時間:1時間

ノートパソコン

消費電力50W

このノートパソコンは大きめなので、実際はもう少し電力少ないと思います。

フル充電からの使用可能時間:25時間

精米機

消費電力:56W

3号の精米でかかる時間は5分以内なので、400ターンはいける?

フル充電からの使用可能時間:22.9時間

電子レンジ

消費電力:1319W

700Wでご飯を温めるモードなので、設定次第で変動しますが、1000Wは超えます。

1時間の使用は、私の場合は、1週間分程でしょうか。

フル充電からの使用可能時間:1.1時間

ニンテンドースイッチ

消費電力:15W

これがあれば、外出先でも充電に困ることはないですね。

フル充電からの使用可能時間:64時間

テレビ(37インチ)

消費電力:163W

つけっぱなしだと一日で充電切れです。

フル充電からの使用可能時間:8.6時間

PCモニター

消費電力:10W

デュアルディスプレイで使用する場合、この電力も加味しなければいけません。

フル充電からの使用可能時間:79時間

デスクライト

消費電力:9W

カンストしていますが、恐らく120時間程でしょう。

フル充電からの使用可能時間:120時間

扇風機

消費電力:弱風37W、強風52W

もし夏に停電になった場合、地獄を過ごすことになると思うので、是非ポータブル充電を1台準備しておきましょう。

フル充電からの使用可能時間:31時間(弱風)、24時間(強風)

除湿器

消費電力:13W

いつもどれくらい使っているっけ?

フル充電からの使用可能時間:63時間

注意点!

Jackery1500proのフル充電から充電0までの、各製品の使用可能時間を計算してみました。

注意していただきたいのは、数値の大きさで容量が異なる点です。Jackrey240だと使用時間は短くなるし、Jackrey2000だともう少し使用可能時間は伸びます。

用途に応じて適切な容量のものを購入いただければと思います。

さいごに

日本は災害大国なので、インフラのパンクというのはいつでも起きる可能性がある状況です。とくにスマートフォンなどは一日使えないだけで現代人は生きていけないと思うので、電力の確保は死活問題になります。

やや値段は張りますが、リスク対策として持っておいても損はないと思います。

あと、言い忘れていましたが、2000サイクル充電が寿命の目安だそうです。1日1サイクルも使いきれないので、故障がない限りかなり長持ちするので、お勧めです!

最新情報をチェックしよう!